史上最年少のタイトル獲得を目指す愛知県瀬戸市の高校生棋士藤井聡太七段が、八大タイトルの一つ「棋聖」獲得のため、五番勝負の第二局に臨み勝利を飾りました。 棋聖戦・五番勝負の第二局は東京の将棋会館で午前9時から始まり、藤井七段は師匠の杉本昌隆八段から贈られた和服姿で渡辺明三冠との対局に臨みました。 渡辺三冠は八大タイトルのうち棋聖、棋王、王将の3つのタイトルを持つ現役最強クラスの棋士。 28日の対局は先手の渡辺三冠が先に仕掛ける展開となりましたが、手堅い攻めの姿勢を見せた藤井七段が午後6時半すぎに90手で渡辺三冠を投了に追い込み、タイトル挑戦の2戦目を勝利で飾りました。 藤井聡太七段は「次も今までと変わらない気持ちで挑めれば」と話しました。 藤井七段の地元、愛知県瀬戸市の商店街では、横断幕に描かれた2つ目の星に色を塗り、勝利を喜びました。 瀬戸市民は「ハラハラしながら見守っていた対局だったが、やっぱり勝ってくれた。目指せ棋聖でこのまま行ってほしい」「本当に良かった。結果もよかった。ますます応援したい」と声援を送りました。 第三局は7月9日に東京で行われます。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース